カウンセラーなんて目指すのやめて社労士になろう

コラム

どうもこんにちはーかなーそれともおはようーかなーこんばんはーかなーとりあえずこんにちはー愛鴨ころころです。

今回はカウンセラーなんてやめてしまおう、というお話しです(今仕事がある人は別)。

ツイッターなんて見ているとですね、とにかく仕事がなさそうなんですよ、カウンセラー。

フリーの、その辺のよく分からない民間資格で開業したような人が仕事がないというのならまだ分かるんですが、臨床心理士や公認心理士資格を持っていても仕事がないっぽいんですよね。

仕事があってもパートみたいな感じで、常勤とはほど遠かったり。公認心理士は国家資格になったし、昔読んだ村上龍さんの13歳のハローワークでは臨床心理士がなりたい職種1位だったような記憶があるのですが(うろ覚え)、人気と実態があまりにも剥離しすぎていないでしょうかね。

私はカウンセラーは医療とは切り離して考えるべきだという考えなんですが、なぜそう考えるかっていうと答えは簡単で、心理療法の効果を薬物療法並みに明確なエビデンスとして提示することってはっきりといって無理だと思うんですよね。

で、明確なエビデンスが提示できなければ皆保険制度の枠組みで利用できるような状態にすることが難しいわけですわ。現実的な話、カウンセラーが診療報酬をぶんどれるかという話であって、それができないのであれば自由診療の枠組みで働くしかないし、じゃあ病院で働くのは難しいという話なんですよね。

別にこれはカウンセリングの必要性うんぬんでもなければ病院における重要性という話でもなく、仕組みの話なんですよ。臨床心理士や公認心理士が比較される対象は仕組みの観点から医師や看護師、理学療法士ではなくて、社会福祉士のような福祉職に近いんじゃないでしょうか。繰り返しますが、患者への治療効果うんぬんという話ではなくて、仕組みの問題で、カウンセリングのエビデンスを現行の医療職並に提示しようと思ったらどうすればいいのかという話であって、かつそれを提示するべきなのは勤務している病院とかインターネットとかじゃなくて、国です。国が納得しなければカウンセリングのエビデンスなんて内輪でうんぬんいったって意味がないんですよ。

だからなぜ福祉の枠組みでカウンセラーが活躍できるような仕組みを作らなかったのか不思議で仕方がないのですが、別に私は臨床心理士でもなければ公認心理士でもないので、とやかくいうつもりはありません。ただ単に上記のようなことをずっと思っていたので、記してみたんです。

で、自分なりにシミュレーションしてみたのですが、心理療法のエビデンスレベルを現行の制度の枠組みで保険診療の中で利用できるようなレベルに高めることは無理だと思います。これは心理療法の効果があるかどうかという話ではなくて、エビデンスベーストで考えれば無理だという話です。分かりますか。再現性の問題です。

だからカウンセラーとして生きていくならば、カウンセリングそのものが一般にもっと普及し、医療の中で利用するのではなくて、もっと身近な相談者として気軽に活用できるような状態になるしかないと思うのです。リラクゼーションみたいな感じで、ホットペッパービューティーにカウンセラーが登場するようになればいいんです。

しかしツイッターなんか見ている限り、とてもそんな流れはできそうにないし、ということは例え臨床心理士や認定心理士を取得しても、安定した仕事に就くのは難しいかもしれません。都市部ならけっこう求人が出ていますが、地方なんて本当に求人がありませんからね。心理学そのものの人気はかなり高いと思うのですが。

だから現在カウンセラー資格を目指している方は、カウンセラーなんて目指すの辞めた方がいいんじゃないかと思うんです。カウンセラー資格の活かし方なんて私はいくらでも思いつきますが、多分カウンセラーを目指す人の多くはあまり資格の活用方法なんて考えないタイプの人が多いと思うので、現在目指しているならば資格取得そのものを辞めた方が幸せになれます。

カウンセラーなんて辞めて社労士になろう

臨床心理士や公認心理士を取得するための手間は相当なものです。何せ大学院まで行かないと取得できません。で、たとえ取得できても仕事があるかどうかは分からないですし、病院などで就職できても、どう考えても元ヤンみたいな看護師みたいな人たちから私らがしんどい思いしているのに喋っているだけでお金もらえて楽しやがって、みたいな陰湿ないじめを受けるかもしれません。知らないですけど。

現状ではカウンセラー資格を目指すのはリスクが高いといえます。なのでそれならば現在カウンセラーを目指している人やカウンセラーになりたいと考えている人ならば、思い切って違う進路を考えた方がいいのでは?と思うのです。

では何を目指すべきなのか?ここでおすすめするのは社労士です。社会保険労務士ですね。

なぜかというと、カウンセラーに比較的似た立場で仕事ができるからです。カウンセラーというのは基本的にマンツーマンでの会話スキルを充実させるための知識を習得します。1VS1のスキルに特化しているんですよ。

比べて他の医療職や福祉職というのは決してその限りではありません。何ていうか良くも悪くも心理職って異質だと思うんですよね、あくまでも個人的な見解ですが。

心理職に似ている業種って医療や福祉よりもむしろ士業であると思うんです。で、社労士が社会的なポジションとして、カウンセラーに近いと考えることができます。

だからカウンセラーからの方向転換を考えるならば、社労士を目指しましょう。

*追記

精神科専門療法において、心身医学療法というのがあり、カウンセリングは心身医学療法に分類されるようです。

ただ熟練した医師が行う場合のみ点数の加算があるので、今のところカウンセラーがカウンセリングを行っても診療報酬としては認められません。

また診療報酬に関しても、1回につき入院中の患者で150点、初診で110点、再診時で80点となり、大変点数が低いです。

1点が10円であり、かつ診療に要した時間が30分を超えたときにのみ加算されるということのようですから、カウンセリングを30分で終えるケースというのはほとんどないでしょうし、50分から60分やるのが平均となると再診の場合ならば実質的に時給800円ですか。安いですね。

よくカウンセリングに時間をかけられる病院が少ない、などといいますが、上記の理由によるものです。だから病院でやるにしても自由診療でやるしかありませんし、そもそもカウンセラーのカウンセリングに点数がつくようになるようなことが今後あるのだろうか、とは思います。点数がついたとしても時給800円ですからね。

病院も経営をしないと人件費払えないですしやっていけませんから、きれい事は置いておいてですね、医師ならば薬と組み合わせることで長時間をかけてもそれなりの点数が稼げるのかもしれません。まあ医師が時間をかけてくれない、という点が一部で問題になっているのだとは思いますが、その辺は置いておいて、働く人目線で考えると、例えカウンセラーのカウンセリングが保険診療OKになったとしても、現状では点数がとても低いので稼ぎの柱とすることはできません。少なくとも病院では難しいでしょう。現実的な問題として、時間をかけすぎると経営がやっていけなくなるからです。

だからまあどこか職場があれば別ですけど、そうじゃないのであればフリーでやっていく、くらいに考えるのがある意味で最も現実的なのかもしれません。

やっぱりカウンセラーは社労士目指すべきですね。社労士じゃなくてもいいんですけど。

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